2026/03/27 16:52

「RTXってよく聞くけど、結局なにがすごいの?」

ゲーミングPCを調べていると必ず出てくるこの言葉。
でも実際、“何がどう変わるのか”を説明できる人は多くありません。
今回はその仮名でも重要な要素
「RT(レイトレーシング)」
について、できるだけシンプルに解説します。

【レイトレーシングとは?】
一言でいうと、
「「光の動きをリアルに表現する技術」です。
現実の世界では、光は
 ・反射する
 ・屈折する
 ・影を作る
といった動きをしていますよね。
レイトレーシングではこれを
ゲーム内でリアルタイムに再現します。

【何が変わるのか】
一番わかりやすいのは以下の3つ
①反射(Reflection)
例えばガラスや水面。
従来のゲーム:
⇨それっぽい偽物の映り込み
レイトレーシング:
⇨実際のオブジェクトが正しく反射される

②影(Shadow)
従来のゲーム:
⇨影がぼやける・不自然
レイトレーシング:
⇨光源に応じたリアルな影になる

③光の広がり(Global illumination)
これが一番すごい。
光が壁に当たって反射し、空間全体が自然に明るくなる。
⇨空気感が一気にリアルになる。躍動感がある映像になる。

【なぜ“RTX”が必要なのか】
レイトレーシングはめちゃくちゃ重い処理です。
普通のGPUではリアルタイム処理が難しい。
そこで登場したのが、
RTコア(専用回路)
これを搭載しているのがRTXシリーズです。

【ONとOFFの違い】
・OFF⇨軽いけど「ゲームっぽい映像」
・ON⇨重いけど「映画みたいな映像」
つまり、リアルさと負荷のトレードオフなのです。

💡【じゃあONにすべき?】
結論
ゲームの種類による

【ON推奨のゲーム】
・ストーリー重視のゲーム
・グラフィックを楽しむ作品
・美麗で高精細なMMORPG
⇨映像体験が段違いに

【OFF推奨のゲーム】
・FPS/バトロワ
・競技系ゲーム
⇨フレームレート優先のほうが有利

🎮【DLSSと組み合わせて使えば鬼に金棒】
ここまでRTとはなにか、どんなときに使えば良いか魅力が伝わったかと思いますが、欠点は先述したように、リアルさと負荷のトレードオフということ。「重くなってしまうなら使えないよ~」と思ったそこのあなた!
実はその問題を解決してくれるのが「DLSS」という存在。

【DLSSとは?】 DLSS(Deep learning super sampling)はAIの画像アップスケーリング技術のこと。
つまり
低解像度で描写して、AIで高画質に魅せる技術です。
これにより、レイトレーシングの欠点であった、高負荷になってしまう部分にAIが補助に入ることによって、FPSを維持しながら高画質に楽しむことができるようになるのです。

【結論】
レイトレーシングは、ゲームを現実世界に近づける技術のこと。
ただし、画質を取るか、フレームレートを取るかのバランスがとても重要なのです。
DLSSを用いることにより、擬似的に両立させることは可能ですが、あくまで副次的効果に過ぎないので、過信は禁物です。

ゲームは「勝つためのもの」であると同時に、「没頭するためのもの」でもあります。
そのどちらを取るかで、レイトレーシングの価値は変わるのです。
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